船内保冷貯蔵庫

漁獲物が甲板上に放置されると、1時間ごとに消費期限が約1日短くなります。 冷却しない場合には急速に劣化が進みます。

漁獲物の逸失

鮮度と消費期限を最大にするには、効率的な急速冷却と温度監視が不可欠です。 作業者による温度監視では測定温度誤読や、不十分な記録内容となるリスクがあります。

自動監視器具採用による監視業務の効率化

デルタトラックの時間温度監視と文書化は、空白域のない継続的な温度追跡とHACCP(危害分析重要管理点)要求事項への適合を担保する正確な温度記録を提供します。

水産品加工

時間温度管理の必要性

水産品加工は、水産品に応じた指定温度で指定時間内に加工処理を終える必要があります。 不適切な温度監視は製品品質と安全性に影響を与えます。

人為的エラーのリスク 人為的エラーのリスク

作業者による温度監視では厳密に守られるべき時間温度管理がなされないリスクがあります。 過剰加工は品質に影響を与え、加工不足は食品由来の疾患を引き起こすリスクがあります。

正確な自動監視

信頼性が高いデルタトラックの時間温度監視器具は、自動監視によって得られた正確なデータを提供します。 電子記録は、HACCP(危害分析重要管理点)の要求事項への適合を担保し、検査や監査時にも有用です。

水産品加工関連ソリューションを選択

何かおかしい?

温度が適切に管理されないと、店頭に並んだ水産食品はたちまち腐ってしまいます。病原体発生や毒素生成を避けるために、水産食品は適切な貯蔵用低温域にあるように冷却・保冷されなければなりません。

危険な温度管理

貯蔵施設の保冷温度監視を作業者の確認のみに依存していると、食品劣化・腐敗が進行してしまうまで気付くことが出来ないリスクがあります。

自動警報システム

デルタトラックの自動温度追跡システムは温度逸脱が起こるたびに警報通知して適切な対応を可能にします。電子記録管理はHACCP(危害分析重要管理点)の要求事項を遵守することにも役立ちます。

輸送・配送

温度変動

"不適切な保冷及び、信頼性の低い監視方法は、輸送・配送時間が長い場合は特に、水産食品を劣化の危険に晒すことになります。 不適切な監視は、商品の喪失そして金銭的損失に繋がる可能性があります。"

危険な賭け

輸送・配送工程全体について輸送・配送状況を継続的に監視する為の時間温度監視器具を搭載した輸送車両の数はまだ多くなく、温度履歴記録に大きな空白期間を生じさせます。

リアルタイムロガー

デルタトラックは、輸送・配送関連の多様なソリューションを提供します。 リアルタイムに温度情報や位置情報を更新・通知しますので、必要に応じた対応をとることができます。

輸送・配送ルート

長時間の輸送

4時間を超える水産食品の輸送では温度監視が義務付けられる場合があります。 作業者がそうした法規制の存在を把握しているとは限りません。 高額の罰金支払いと食品廃棄を命じられるリスクがあります。

氷漬けだけでは不十分

積荷全体が危険な温度に曝されている場合、水産食品を氷で覆うことだけでは十分な保護にはなりません。 FDA(米国食品医薬品局)の規則では、輸送車両の置かれた環境についても時間温度の監視を要求しています。

出荷地から納品先まで継続監視

輸送・配送中の状況を継続的に監視する際に、デルタトラックのデータロガーは費用対効果に優れた手段となります。 荷主は正確な時間温度の履歴レポートを得られることは勿論、規制への適合も担保できます。

水産食品関連ソリューション

魚介類が介在するスコンブロトキシン、シガトキシンのような天然毒や、腸炎ビブリオ、ノロウイルスによる食材汚染は食中毒など食品由来疾病の主な発生源となっています